鹿児島市本港区エリアの住吉町15番街区の整備計画について、鹿児島サンロイヤルホテルは24日の公開プレゼンテーションで、9階建てホテルを建設する計画を提案しました。
県は鹿児島市本港区エリアの住吉町15番街区について、ホテルや大規模な会議場などを対象に土地を貸し付けることにしています。
8月8日で締め切られた事業者公募に応募したのは、新築移転を希望している鹿児島サンロイヤルホテルを経営する鹿児島国際観光1社で、24日整備計画について公開プレゼンテーションが行われました。
鹿児島国際観光の担当者
「事業コンセプトは『海と光と火の山と ~夢は南から~』とした」
県民約70人が傍聴に訪れるなか、鹿児島国際観光が提案したのは9階建てで客室が281室あるホテルの建設で、2000人規模の式典にも対応可能な大宴会場を設けるとしています。
さらに、
鹿児島国際観光の担当者
「駐車場の2階に「海の屋台村」を計画、週末には島唄や地元アーティストの演奏、ダンスなど出演できる場を提供したい」
地元の飲食店が入る「海の屋台村」を設置する計画です。
同じく本港区エリアのドルフィンポート跡地に建設が予定されている、県の新たな総合体育館とも連携する考えを示しました。
鹿児島国際観光・下津昭則社長
「地域に愛されるホテルとして住吉町15番街区で事業が実現できるように努力していく」
8月31日には非公開でヒアリングが行われ、鹿児島国際観光が住吉町15番街区を整備する事業者になるかどうかは10月ごろに決定する見通しです。