ロシアのラブロフ外相は、「ウクライナの安全の保証にはロシアを含めた複数の国が参加する枠組みが望ましい」との考えを示しました。
ラブロフ外相は24日、アメリカNBCテレビのインタビューで「ウクライナの安全の保証をめぐって、ロシアの立場も尊重されるべき」との立場を表明しました。
その上で、これまでの交渉でウクライナへの安全の保証について、国連安全保障理事会の常任理事国にドイツなどが加わる案が提示されたことに言及し、ロシアを含む複数の国が参加する枠組みが望ましいとの考えを示しました。
一方、同じくNBCのインタビューで、アメリカのバンス副大統領は「戦争が始まって以来、ロシアが初めて大きな譲歩を行った」と主張しました。
ウクライナでロシアのかいらい政権の樹立が不可能と認識することや、ウクライナへ他国が安全の保証を提供するのを認めたことなどがそれにあたると説明しました。