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プレスリリース配信元:三和物産株式会社

「葬儀と終活に関する意識調査」(調査期間:7月25日~ 7月27日)

三和物産株式会社(本社:石川県金沢市、代表取締役:西河誠人)は、全国の20歳から39歳までの男女550名を対象にした「葬儀と終活に関する意識調査」を、2025年7月25日(金)から 7月27日(日)の間で実施しましたので、その結果を公開します。



調査概要
調査タイトル:葬儀と終活に関する意識調査
調査方法:インターネットアンケート調査(調査期間2025年7月25日 ~ 7月27日)
回答者属性:全国の20歳から39歳までの男女550名(20歳~29歳:177人、30歳~39歳:323人)
※本調査内容を転載される場合は、出典が三和物産であることを明記くださいますようお願いいたします。
調査サマリー
- 自分の葬儀を「いずれ準備したいが、今はまだ先の話だと思う」と答えた方が、両世代ともに最多。
Z世代・ミレニアル世代が終活の必要性を感じつつ「自分には早い」と考える傾向が見られます。
- 直近で参列した葬儀について「よく覚えていない」と答えた方が、両世代ともに最多。
Z世代・ミレニアル世代にとって、葬儀が印象に残る体験になっていない可能性が考えられます。
- 自分の葬儀は「少人数に静かに」「直葬でよい」と答えた方が、両世代で半数を超える結果に。
身近な人への迷惑を避け、費用や準備の負担を軽減したいという意識が背景にあると考えられます。
- 大切な方の葬儀は「少人数で静かに」「希望に沿いたい」と答えた方が、両世代ともに半数以上。
少人数で心を込めて見送りたい。また、その人らしさを尊重したいという傾向が伺えます。
- 自分の葬儀に参列する人数について、約6割強の方が「10人以下」と想定。
「小規模に静かに」「直葬でよい」といった希望と一致。簡素な葬儀を望む姿勢が見られます。

調査結果

Q. 自分の葬儀について、事前に準備しておきたいと思いますか?


「いずれは準備したいが、今はまだ先の話だと思う」と答えた方は、20代で36.7%、30代では37.0%と、いずれの世代でも最も多くなりました。Z世代・ミレニアル世代は葬儀の準備について必要性は感じつつも、「まだ自分には早い」と考えており、実際の行動にはつながっていない様子が伺えます。
一方、「今からでも準備や情報収集をしたい」と答えた方も一定数おり、20代で10.2%、30代で8.0%となりました。

Q. 自分の葬儀について、どのような雰囲気で行って欲しいと思いますか?


自身の葬儀について「あたたかい雰囲気にしてほしい」と答えた方は、20代で33.9%、30代で33.8%。いずれの世代でも最も多い結果となりました。
一方、「厳か」「しめやか」といった雰囲気を望む方は、20代で10.1%、30代で11.7%にとどまり、少数派であることがわかります。


Q. 直近で参加した葬儀の雰囲気について、最も当てはまるものを教えてください。


Q. 直近で参加した葬儀について、満足度を教えてください。


20代では「よく覚えていない」と答えた方が27.7%と最も多く、次いで「あたたかい雰囲気だった」が24.3%、「悲しい雰囲気だった」14.7%でした。30代では「悲しい雰囲気だった」が最多の23.6%、次いで「よく覚えていない」21.4%、「あたたかい雰囲気だった」21.2%となっています。
葬儀の満足度については、「とても満足」「満足」と答えた方が20代で30.5%、30代で33.3%にとどまりました。
一方で「どちらとも言えない」「わからない」と答えた方が、いずれの世代でも約5割を占めています。
これらの結果から、Z世代・ミレニアル世代にとって葬儀は印象が薄く、必ずしも記憶に残る強い体験となっていない可能性が考えられます。


Q. 自分の葬儀について、どのようにしてほしいと思いますか?


Q. 大切な人の葬儀について、どのようにしたいと思いますか?


自分自身の葬儀について「小規模に静かに」または「直葬でよい」と答えた方は、20代で54.2%、30代では62.2%と、いずれの世代でも半数を超える結果となりました。背景には、費用や準備の負担を抑えたい、周囲に迷惑をかけたくないといった意識があることが考えられます。
一方、大切な方の葬儀に対しては、より丁寧で思いやりのある形を望む傾向が見られました。「家族やごく親しい方だけで静かに送りたい」と答えた方が、20代で28.2%、30代で35.7%と最も多く、「本人の希望があれば、それに沿って行いたい」と答えた方も20代で24.9%、30代で24.7%と続きます。
こうした結果から、自分については控えめで負担の少ない葬儀を希望する一方、大切な方は心を込めて送りたい・その人らしさを大切にしたいと考える傾向にあることがわかります。

自分の葬儀には、何名くらいの方が参列してくれると思いますか?(自由回答)


「0人」と回答した方が77人、「1~5人」が130人、「6~10人」が143人となり、全体の約6割強が「10人以下」と想定している結果となりました。一方で「50人以上」と答えた方は16人にとどまり、大多数が少人数での参列を見込んでいることがわかります。
こうした傾向からZ世代・ミレニアル世代は、自分の交友関係や社会とのつながりを控えめに捉えていることが伺えます。また、「自分の葬儀について、どのようにしてほしいと思いますか?」の設問で多く見られた「小規模に静かに」「直葬でよい」といった回答とも一致しており、自身の葬儀を現実的かつ簡素に考える方が多いことが読み取れます。
三和物産について



「つながりが実感できる新たな別れのカタチをつくる」をミッションに掲げる葬祭用品メーカーです。死や別れがタブー視される傾向にある日本の現状に対して「死生観のリデザイン」を掲げ、死から生をポジティブに考えてもいい社会をつくることを目的に、日々様々な取り組みを行っています。
<三和物産の取り組み>





・人生のヒントを見つける「死ンキングナイト」
誰にでも訪れる“終わり”を考えることで、人生のヒントを見つけることを目的とした取り組みです。イベントではカードを使った自己分析や、死生観をテーマにしたトークセッション、AIによる「理想のお葬式」の可視化といった多彩なプログラムを実施。参加者からは「普段は話しにくいテーマを気軽に共有できた」といった声が寄せられました。新入社員がリーダーを務めるこの取り組みは、今後も定期的に開催を予定しています。
(詳細:https://note.com/sanwa_bussan/n/na6ca3017f58c

・骨壺アートフェア「A・LIFE・FROM・DEATH ― 死を日常に取り戻す、アートとしての骨壺展 ―」

骨壺アート作品

会場に展示された、三和物産オリジナル棺「桜風」

「死を感じる場を日常へ」というコンセプトのもと、葬祭用品メーカーの三和物産と、工芸をアートとして提案するB-OWNDが共同開催したアートフェアです。会場では、国内外で高い評価を得る9名のアーティストによる「骨壺」をテーマにした、17点のアート作品を展示・販売しました。
骨壺は「特別な場所に置くもの」、「日常とは距離のある存在」と捉えられることが多い葬祭用品です。本展では遺骨を納めるための道具という機能を超え、日々の暮らしを豊かに彩る鑑賞の対象となるような、アート作品としても楽しむことのできる新しい骨壺を揃えました。仏間に限らず、リビングや書斎といった場所にも馴染む佇まいを備えた骨壺は、鑑賞者に死と向き合う時間を生み出し、今を前向きに生きることへの意識を促します。
(詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000144189.html
<会社概要>
社名:三和物産株式会社
事業内容:葬祭用品の製造販売
代表者:西河誠人(代表取締役)
本社所在地:〒920-0031 石川県金沢市広岡3丁目1番1号金沢パークビル9F(金沢本社)
支社:東京支店、大阪支店、福岡支店、名古屋工場、神奈川工場、札幌営業所
創業:1959年4月9日

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