東日本大震災による津波の被害で閉校した仙台市宮城野区の小学校の跡地に公園が整備され、8月24日、開園式が開かれました。
仙台市宮城野区蒲生に開園した西原公園です。
蒲生北部地区の復興土地区画整理事業の一環で整備され、24日は地元の住民などが参加して完成を祝いました。
公園の面積は約1.8ヘクタールで、総事業費は約3億4千万円。
公園の中には「なかの伝承の丘」があり、震災の記憶を後世に伝えるための石碑も設置されています。
24日に訪れた人たちは早速、思い思いの遊びを楽しんでいました。
旧港町内会 佐藤武夫会長
「現在の生活の状況や今後のことなどを話し合えるコミュニケーションがとれる場が増えていいなと思います」
公園には、2024年度中に滑り台やブランコなど、さらに3つの遊具が設置される予定です。
また、この後には、震災の犠牲者を慰霊するキャンドル慰霊祭が開催されます。