宮城県七ヶ宿町では江戸時代の街道をわらじで歩く恒例のイベントが開かれ、参加した約600人が約12キロの道のりを歩きました。

このイベントは、江戸時代に参勤交代や出羽三山へのお参りなどで多くの人が行き交った「山中七ヶ宿街道」をわらじを履いて歩くものです。

8月24日は県内外から6歳から84歳までの約600人が参加し、七ヶ宿スキー場から町役場までの道のり約12キロを歩きました。

参加した人たちは川沿いの堤防や白いソバの花が一面に広がる畑を眺めながら、それぞれのペースで歩いていました。

参加した人
「Q毎年参加されている?Aいや、もう10年ぶりくらいですね、子供が帰ってきたので、一緒に家族で来た。(わらじを)久々に履くと大変ですね。でも大丈夫です」

参加した人
「すごく暑いが景色がきれいなので楽しい。暑いですけど、頑張ろうかなと思います」

参加した人
「歩いてみたらきれいで、自然いっぱいでした。いい気持ちです」

また、ルートの途中には関所も設けられ役人に通行手形を見せるなどして当時の旅人気分を味わっていました。

このイベントは2026年も開かれる予定です。

仙台放送
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