宮城県登米市の自宅に父親の遺体を放置した疑いで逮捕された男の身柄が8月24日、仙台地方検察庁に送られました。警察は、父親が死亡した経緯について慎重に調べを進めています。
登米市迫町の無職・阿部雄久容疑者(57)は、今月17日から22日までの間、同居する父・雄衛さん(当時90)が死亡したにも関わらず、遺体を自宅に放置した疑いで24日、送検されました。
調べに対し、阿部容疑者は、「家に来る人たちから隠したかった」と容疑を認めています。
警察によりますと、父親の遺体に目立った外傷はないということですが、捜査に支障が出るとして、司法解剖の結果については明らかにしていません。
警察は、雄衛さんが死亡した経緯について慎重に調べを進めています。