8月の大雨で大きな被害を受けた新潟県佐渡市。佐渡市の渡辺竜五市長は激甚災害指定の範囲を拡大できるよう国に働きかけていく考えを示しました。
8月5日からの大雨により、大きな被害を出した佐渡市。羽茂地区では8月5日から12日までに658.5ミリの雨が降りました。
こうした中、22日、佐渡市の渡辺竜五市長は大雨による被害の状況を説明。
県道9か所、市道88か所で通行止めが発生し、建物被害が53件報告されているほか、水田などの被害件数は323件にのぼったということです。
【佐渡市 渡辺竜五 市長】
「農道と農地が激甚災害になった」
渡辺市長はこう話した上で、農道と農地以外にも激甚災害指定の範囲を拡大できるよう国に働きかけていく考えを示しました。
【佐渡市 渡辺竜五 市長】
「復旧作業は全力で国・県と話をしながら取り組んでいきたい」