滝波農水副大臣が新潟市のコメの輸出事業者を訪問し、政府が示したコメの増産や輸出拡大の方針をめぐり、意見交換しました。
8月22日、新潟市秋葉区でコメの生産から輸出までを手掛ける合同会社を訪問したのは、滝波宏文農水副大臣です。
【滝波宏文 農水副大臣】
「無秩序な増産ではなく、需要に見合った増産をやっていかなくてはいけないと思っている。しっかり皆様が引き続き、輸出の拡大をできるように頑張っていかなくてはいけない」
政府が方針を示しているコメの増産と輸出の抜本的な拡大に向け、現場の声を聞こうと開かれたこの日の面談。
冒頭以外非公開で行われ、事業者側からは輸出量を2030年までに約35万tに引き上げるとした政府の目標について、国内のコメ価格が上がる一方、輸出用米の価格は変わらない中、どう実現するのかといった意見が主にあがったといいます。
【滝波宏文 農水副大臣】
「米価が安定しない中での輸出拡大。そこの接合をうまく政策でつないでいってもらいたいという強い要望があった」
政府は今回の意見交換を今後の政策に生かしていくとしています。