今年10月に行われる宮城県知事選挙についてです。若者の投票率を向上させるため、名取市では大学生がアイデアを出し合うワークショップが開かれました。
このワークショップは、低迷する若者の投票率を向上させようと、宮城県や名取市の選挙管理委員会などが企画したものです。
8月22日は尚絅学院大学の学生5人が参加し、若い世代の投票率が低い理由や、投票率向上にはどのような企画が有効か議論を行いました。
大学生
「自分が選挙に行っても意味はないだろうという意見があるから、投票しないんじゃないかな」
「選挙に行ってよかった、楽しいなと思える企画がいいなと思いまして、1つの例として市役所をイベント会場化する」
県選挙管理委員会によりますと、前回4年前の知事選挙では、最も高い60代後半の投票率が73.50パーセントだったのに対して、20代前半は32.83パーセント、18歳、19歳は44.63パーセントに留まりました。
大学生
「選挙がすごく距離を感じるので、気持ち的にも、みんなそれぞれ意見があるので、まとめながら話すのは難しかった」
「少しの気の緩みで選挙に行かなかったというのがあるが、今度は行こうかなと自分も後押しできるイベントになったと思った」
学生たちは今後、アイデアをまとめ、名取市選管の選挙啓発企画として実施するということです。