瀬戸内のエコな話題をお伝えする「エコナビ」です。お盆も過ぎたばかりですが、8月22日は「仏壇」に関するエコな取り組みを紹介します。
最近、「墓じまい」の増加に伴って「仏壇じまい」も一緒に検討するケースが増えているそう。
現代の暮らしに合った仏壇をアップサイクルしているということで、今回は香川県三木町の匠製作所で行われている、仏壇を現代の暮らしに合った新しい形にアップサイクルする取り組みを紹介します。
今ある仏壇をコンパクトな仏壇へと作り替え、位牌も仏壇に合うシンプルなものにするなど、亡くなった人を自分流でしのぶことができます。
(匠製作所 鈴木文美男さん)
「(依頼は)年々増えていっている。毎月コンスタントに注文を受けている」
核家族化や住環境の変化により、仏壇を置くスペースがなかったり子供に負担をかけたくないなどの理由から、大きな仏壇も暮らしに合わせコンパクトでシンプルなものが好まれるようになっています。
(匠製作所 鈴木文美男さん)
「手を合わせる文化を大事にしたいので、形を変えてコンパクトにしてでも届けられれば」
手を合わせる心はそのままに、暮らしに寄り添う新しい形が広がっています。