職を求める若者の就労支援を行う機関が22日、連携する施設と交流会を開き、就労支援の課題について意見を交わしました。
      
交流会を開いたのは就労支援を行う「県若者サポートステーション」通称=サポステです。
  
サポステでは、自分に合った仕事が分からない人や、引きこもりでブランクがある人など、就労に悩みを抱える15歳から49歳までの人の就労を支援しています。
  
22日は、同様に就労支援をしている学校や医療機関の職員らを招いて、支援を行う上での課題について話し合い、支援対象者が就労後すぐ離職した場合も再び支援を行えるよう、継続して動向を把握することの重要性を確認しました。
  
サポステの村中氏は「サポートステーションだけでは就労にすぐになかなか結びつかない方もいるので、今日の意見交換会を通して、色々な関係機関の皆さまと協力しながら、多くの方々が就労に繋がっていければ」と話しています。
  
15歳から49歳で職についていない人は、2024年に全国で122万人、前年より2万人増えました。
  
サポステでは、今後も職を求める人の無料相談会などを開く予定です。        

福井テレビ
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