秋の味覚の便りです。
宮崎県内有数のクリの産地、日之影町で特産の「高千穂ひのかげくり」の出荷が始まりました。
日之影町にあるJAみやざきの集出荷場では、日之影町や高千穂町から持ち込まれた特産の「高千穂ひのかげくり」約300キロが選果機に掛けられ、大きさごとに分けられ箱詰めされていきました。
「高千穂ひのかげくり」は生産農家や機械により厳選されたクリですが、今年は天候に恵まれ、より品質の良いクリが期待されるということです。
箱詰めされたクリの多くは主に栗きんとんなどの加工用として愛知県の市場を通して岐阜県中津川市の老舗和菓子店に引き取られるということです。
また一部は県内にも出荷されます。
（JA宮崎高千穂地区本部農産指導係 梅田隆成さん）
「今年は天候に恵まれ順調に生育しています。おいしいクリが出来ましたので、ぜひご賞味ください」
「高千穂ひのかげくり」の出荷は10月上旬まで続き、今シーズンは約75トンの出荷を見込んでいます。
