能登半島地震を経験した石川県能登町の中学生と、新燃岳の噴火を経験している宮崎県小林市の中学生が、姉妹都市交流を行った。生徒たちは、困難を乗り越え共に過ごせることへの感謝の気持ちや、前向きに進むことの大切さを学んだ。

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姉妹都市の交流に参加したのは、石川県能登町の中学生16人と小林市の中学生10人。まず一行は、霧島ジオガイドの案内のもと霧島連山周辺をバスから見学した。

ガイド:
新燃岳という火山が噴火して、この辺りにも火山灰がたくさん降ってきました。

2024年の大地震を経験した能登町の生徒たち。新燃岳の噴火という自然災害の現状に…

能登町の中学生:
自分たちと同じそういう辛いことに直面しても、火山灰をうまく利用したり、前に進み続けることにすごく前向きな気持ちになったし、見習おうと思った。

そのあと訪れた霧島岑神社では、お守りを買う能登町の生徒も。

能登町の中学生:
地震でお守りを紛失しちゃったりとかして、お父さんとお母さんに喜んでほしいなと思って。

続いて一行が向かったのは、ブドウ狩り体験。

能登町の中学生:
小林市と能登も自然いっぱいだけど、小林市は能登とは違う自然があってめっちゃいいと思う。

小林市の中学生:
能登もいろいろ地震とかあって、みんな大変な思いがあったと思うけど、今楽しくみんなで過ごせていることがとてもよかった。

生徒たちは交流を通して貴重な学びを得た。

(テレビ宮崎)

テレビ宮崎
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