天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは防災に関する大会に出席するため、9月に2泊3日の日程で新潟県を訪問されることになりました。

宮内庁によりますと、愛子さまは9月6日に新潟入りし、翌7日に市内で開催される防災推進国民大会=「ぼうさいこくたい」の第10回大会に出席し、能登半島地震の支援や課題などに関するセッションを聴講されるということです。

また、8日には、最大震度7を記録した2004年の中越地震で、全村避難を経験した旧山古志村(現・長岡市)に足を運び、「泳ぐ宝石」と言われる特産のニシキゴイの生産など、壊滅的な被害から復興した地域の様子を視察されます。

愛子さまは以前から被災地に心を寄せ、勤務先の日本赤十字社では若いボランティアの育成などに携われています。

「ぼうさいこくたい」は、災害による経験や知識、知恵を若い世代に伝えていくことをテーマに、内閣府が主催していて、皇室からの出席は今回が初めてです。

愛子さまが単身で地方を訪問するのは2025年5月の能登の被災地以来で、来月6日、秋篠宮ご夫妻の長男・悠仁さまの「成年式」の儀式に出席してから新潟入りされる予定です。

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