勝山市の勝山城博物館の周辺では、ヒマワリが咲き誇りドライバーたちの目を楽しませています。
城の向かい側一面に咲くヒマワリの鮮やかな黄色いじゅうたんが広がりますが、実は景観を目的にしたものではありません。
ここでは、2年前から土壌改良を目的とした「緑肥」としてヒマワリを植えていて、今年も5200平方メートルの畑で育てています。
ヒマワリは今が見頃で、無数の花が城を眺めるように咲いています。
育てている長谷川さんは「お子さん連れがいつも来ている。肥料の効果もあるし、夏の花として景観の効果もある」と話します。
長谷川さんによりますと、ヒマワリをすき込んだ土で作物を育てると肥料は半分に減るとのことで、この「緑肥」の畑でおととしはサトイモ、今年はコメを栽培し、コメは予想以上の成長で、収量の増加が見込めるということです。
ヒマワリは9月1日に畑にすき込まれます。