津山市在住で世界的に活躍する彫刻家・武藤順九さんが制作した世界平和を願う石のモニュメントが島根県の出雲大社に奉納されるのを前に8月20日朝、津山市でお披露目されました。
奉納されるのは、津山市在住の彫刻家・武藤順九さんが2011年に制作した大理石製の彫刻・「風の環・絆」です。東日本大震災の被災地のがれきの間から芽吹いた双葉と生命の循環を象徴する「メビウスの輪」をモチーフにしました。9月19日に島根県の出雲大社に奉納されるのを前に、20日朝、お披露目されました。
武藤さんは2000年から、国の内外に平和や慰霊のモニュメントを届ける「風の環ワールドプロジェクト」を実施。9作目となる今回がプロジェクトの締めくくりとなります。
(「風の環・絆」制作者 武藤順九さん)
「「人間愛」という宗教を越えた人と人とのつながりや思いやりを表したかった」
モニュメントは8月20日から26日まで津山市の出雲大社美作分院で無料で公開されます。