◆コロラド・ロッキーズ4-11ロサンゼルス・ドジャース 19日(日本時間20日午前9時40分試合開始、クアーズフィールド)
メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは19日(日本時間20日)、敵地でロッキーズと対戦し、大谷翔平選手(31)は「1番DH」で先発出場。2回に44号ホームランを放った。
前日のロッキーズ戦で大谷は2回にタイムリーを打つなど4打数2安打の活躍だったが、チームはサヨナラ負け。山本由伸投手(27)は7回3失点で勝敗はつかなかった。
ドジャースはパドレスに2ゲーム差をつけ、ナ・リーグ西地区首位をキープしている。
ドジャースの先発は今季3勝2敗・防御率3.86のシーハン投手、ロッキーズは今季0勝6敗・防御率6.75のゴンバー投手が先発した。
1回表の第1打席、大谷はカウント1-2で4球目の外角直球を打ってサードへのファウルフライ。2死1塁となって4番フリーマンがレフトへのタイムリー二塁打を放ってドジャースが1点を先制。なおも2死2塁で5番テオスカー・ヘルナンデスのレフトへのタイムリー二塁打で2-0とした。
2回表、この回先頭の7番コールがソロホームランが出て3-0。2死走者なしとなって大谷の第2打席、カウント1-1で3球目、内角低めへの145キロ直球を右中間スタンドに運んで、6試合ぶりとなる44号ホームランを放った。打球速度186.5キロ、飛距離125.8メートルの痛烈な一打で、ナ・リーグ本塁打王争いトップのシュワーバー(フィリーズ)に並んだ。
3回表2死1、2塁で7番コールのレフトへのタイムリーで1点。2死1、3塁となって8番ロハスにもセンターへのタイムリーが出て1点を追加。さらに2死1、3塁で9番ケネディのセカンドへの内野安打でもう1点を加え7-0に。2死1、2塁で迎えた大谷の第3打席は、3-2フルカウントで四球を選んで出塁した。
4回裏2死1塁、7番ドイルのツーランホームランでロッキーズが2-7と反撃。
6回表の先頭で大谷の第4打席はロッキーズ2番手モリーナとの対戦。3-2フルカウントで6球目の外角直球を打ってセカンドゴロに倒れた。
6回裏2死1塁で6番キャロスにツーランホームランが出てロッキーズが4-7と3点差に迫る。
7回表1死2、3塁、投手が3番手アンダーソンに代わって9番フリーランドの打席、捕手のパスボールでドジャースに1点が入る。1死1、3塁となって大谷の第5打席、3球目を打ってファーストゴロ間に3塁ランナーが還り9-4。2塁でアウトになったフリーランドと入れ替わり、大谷が塁に出る。続く2番ベッツのヒットで2死1、2塁となり、3番スミスがセンターへタイムリーを放って大谷が2塁から生還。ドジャースが10-4と再びリードを広げた。
9回表1死1塁で大谷の第6打席は4番手ダーネルとの対戦。カウント2-2で5球目のスプリットを打ち上げてサードへのポップフライに倒れた。2死1、2塁となって3番スミスがライトへ2打席連続のタイムリーを打って11-4に。
試合は先発全員の18安打と猛攻を見せたドジャースが9回裏を3人で締め、11-4で快勝。大谷は5打数1安打1四球、本塁打1、打点2、得点2の成績だった。