◆岡山の企業のメインバンクは…東京商工リサーチ2万6700社余りを調査
民間の信用調査会社、東京商工リサーチの岡山支店が県内の企業2万6700社余りを調査したところ、全体のおよそ50%を占める約1万3000社が、岡山市に本店がある中国銀行をメインバンクとしていることがわかりました。
◆1位は中国銀行…金融機関の上位3社で7割のシェア
調査対象になった岡山県内2万6760社のうちメインバンクのトップは中国銀行で、1万3044社(シェア48.74%)でした。2位はトマト銀行の3064社(シェア11.45%)、3位はおかやま信用金庫の2714社(シェア10.14%)が続き、上位3つの金融機関で全体の7割を占めています。
10位までの結果です。※カッコ内はシェア
1位 ←中国銀行 1万3044社(48.74%)
2位 ←トマト銀行 3064社(11.45%)
3位 ←おかやま信用金庫 2714社(10.14%)
4位 ←玉島信用金庫 891社(3.33%)
5位 ←広島銀行 699社(2.61%)
6位 ←百十四銀行 649社(2.43%)
7位 ←水島信用金庫 637社(2.38%)
8位 ↑香川銀行 530社(1.98%)
9位 ↓備前日生信用金庫 525社(1.96%)
10位 ←笠岡信用組合 492社(1.84%)
上位10の金融機関のうち、シェアが上昇したのは6つの金融機関で、下降したのは4つの金融機関でした。前年から8位と9位が入れ替わっています。
◆”全国トップ”は13年連続で「三菱UFJ銀行」
全国160万5166社の”メインバンク”は13年連続で三菱UFJ銀行がトップ(12万7264社)でした。
※東京商工リサーチ岡山支店発表 3月末現在のデータを集計、分析
東京商工リサーチの企業データベースから岡山県内の2万6760社のメインバンクを集計、分析したものです。メインバンクが複数ある場合は、最上位の金融機関をメインバンクとしています。