マダニが媒介する感染症、SFTSについて、今年の累計感染者数は135人となり、過去最多となりました。
SFTS=重症熱性血小板減少症候群は、マダニに刺されることで感染し、発症したネコやイヌを通じて人に感染するケースも確認されています。
国立健康危機管理研究機構(JIHS)によりますと、今年の感染者数は今月10日までで135人(前週+8人)に上り、過去最多だった2023年の134人を超え、過去最多となりました。
(これまで西日本を中心に感染が報告されていましたが、今年は北海道などでも初めて確認されています。)厚生労働省によりますと、国内でSFTSと診断された患者の致死率は27%となっていて、草むらや山に入るときは、肌の露出を少なくすることを呼びかけています。