8月7日からの大雨の影響で運転見合わせが続くJR肥薩線の隼人駅と吉松駅の間について、JR九州は「年内の運行再開は難しい」との見通しを明らかにしました。
JR九州から提供されたこちらの写真。両端が崖のように見えますが、崖の間をよく見るとレールと枕木が宙に浮き線路の下がえぐられている状態です。
JR九州によりますと、JR肥薩線の日当山駅と表木山駅の間で、線路を支えるための土台が高さ約10メートル、長さ約50メートルにわたって崩落しました。大規模な被害となっています。
このためJR九州は隼人駅と吉松駅の間について「年内の運行再開は難しい」との見通しを明らかにしました。
この区間についてJRは9月から代替バスの運行を予定しています。
また、現在、運休している日豊本線の鹿児島駅から宮崎県の西都城駅の間について、鹿児島駅と国分駅の間は8月21日の始発から本数を減らして運転を再開の予定です。
霧島神宮駅と西都城駅の間は8月26日の運転再開を目指します。
一方、国分から霧島神宮の間は8月26日からバスによる代行輸送を行い、9月下旬の運転再開を目指すとしています。