秋田市出身でプロ野球阪神タイガースの石井大智投手が17日、都内で行われた読売ジャイアンツとの試合で救援登板し、8回の1イニングを無失点で抑え、40試合連続無失点のプロ野球新記録を樹立しました。
17日に東京ドームで行われた巨人戦で、秋田市出身の石井大智投手は、2点リードで迎えた8回、4番手でマウンドに上がりました。石井投手はこれまで、39試合連続で無失点に抑えています。
対するは巨人の4番・岡本。ショートへの内野安打を許します。
しかし、ランナーを出しても続く打者に打たせないのが石井投手の真骨頂。
ツーアウトで迎えた岸田を外角低めのスライダーでライトフライに打ち取り、1イニングを無失点に抑えました。
これで石井投手は40試合連続無失点を達成。西武・平良海馬投手が2021年にマークした39試合連続無失点記録を抜き、プロ野球新記録を樹立しました。
石井投手は「記録を達成したことへの心境は何も思っていないです。野手陣のみなさんとか、キャッチャーのリードに助けてもらって、本当に自分の力だけではないのでタイガースでよかったと思っています」とチームへの感謝を口にしました。