秋田市の高校生たちが制作したコマーシャルの完成披露試写会が、18日に秋田市で開かれ、高校生やコマーシャルの出演者たちが完成を喜びました。

「秋田市高校生CM塾」は、将来や進路を考える市内の高校生に、コマーシャルの制作を通して地元の魅力を再発見してもらおうと企画されました。

制作にあたっては、秋田市出身の映画・CM監督で、日本アカデミー賞の受賞歴を持つ成田洋一さんを講師に迎え、一般公募で集まった高校生7人が約2カ月をかけて、テーマ決めから編集・撮影までを自分たちで進めました。

18日は、秋田市役所で完成披露試写会が開かれ、高校生や成田監督、また沼谷市長などが出席しました。

コマーシャルのテーマは「なんてことのない町に見えるけれども実はすごいところがある秋田市」です。内容は、まじめな学級委員が実はアニメーション制作が得意で、外見からは想像ができない特技を持つ意外性を、秋田市の特徴に重ね合わせて表現しています。

試写会では、制作に携わった高校生が「苦労しながらみんなで積み上げてきたものがこういう風に形になって本当にうれしい」と作品への思いを語りました。

また、成田監督も「最優秀作品賞。日本アカデミー賞があるが成田アカデミー賞があったらぜひ差し上げたい」と完成を喜びました。

高校生たちが制作したコマーシャルは、18日から秋田市の公式ユーチューブチャンネルで公開されています。

秋田テレビ
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