長野・茅野市の雨の峠道でツーリング中、大きく傾いた大木の横を通り過ぎようとした次の瞬間、めきめきと音を立て、目撃者の頭上に木が倒れてきたのです。

その瞬間は、後方を記録したドライブレコーダーにも映っていました。

目撃者:
コンマ1秒とかコンマ2秒とか、「あとわずか遅かったらオレ死んでたかも」と。

絶体絶命のピンチも、間一髪のところで直撃を回避しました。

目撃した男性によりますと、倒れた木の高さは約20メートルで、太さは40cmほどもあったといいます。

九死に一生を得た目撃者。
実は、このすぐ後ろを友人のバイクが走っていました。

友人側のドライブレコーダー映像を見ると、先頭の目撃者が倒れてきた木を回避した後、倒木の手前でギリギリストップ。

そして、慎重に枝の間をすり抜け、友人と合流することができました。

目撃者:
(倒れてくる木は)さすがに気をつけようがない。前日に大雨・地盤が緩んでいるとき、迂回を検討するのがリスク回避の一つ。