18日、三重・松阪市で目撃されたのは、壁に大きな穴があき、むき出しとなった住宅の柱です。
シャッターはめくれ上がり、ブロック塀やがれきがあちこちに散らばっています。
警察に通報があったのは午前3時過ぎのこと。
通報した近隣住民は「ドカーンっていう、雷が落ちたようなすごい音がした」と話します。
男女3人が乗る車が道路脇の住宅に衝突。
事故の衝撃を物語るように、車のフロントガラスには無数のヒビが入り、ボンネットとバンパーが外れ、エンジンルームがむき出しの状態です。
事故を起こした車は道路のセンターラインをはみ出し、そのまま住宅に突っ込んだということです。
この事故で、後部座席にいた19歳の女子大学生が全身を強く打ち死亡。
男性2人も頭にけがをして病院に運ばれましたが、意識はあるということです。
当時、車が突っ込んだ住宅に人はいませんでした。
事故の原因は何だったのでしょうか。
警察は、3人が乗った車が制限速度30kmを大きく超えて突っ込んだとみて、調べを続けています。