鶴岡市は市立加茂水族館について、2026年4月からのネーミングライツ・パートナーを募集すると発表した。
これは鶴岡市の皆川治市長が18日の定例会見で明らかにしたもの。
加茂水族館は、クラゲ展示室の拡大や研究所移転のため2024年から大規模な増改築工事を行っていて、2025年11月から臨時休館し2026年4月のリニューアルオープンを目指している。
(鶴岡市・皆川治市長)
「2030年に現在の加茂水族館の前身、湯野浜温泉組合の運営による山形県水族館の開館から100年を迎える。リニューアルと開館100年の2つの節目を契機として、民間企業からも加茂水族館の支援に関わってもらえるよう募集する」
ネーミングライツの条件は、加茂水族館の愛称でもある「かもすい」をつけること。
契約期間はリニューアルオープンする2026年4月1日から5年間で、命名権料は月額50万円・総額3千万円以上としている。
得た収入は将来の改築費用や水族館で行う教育活動などに充てられる予定。