最大9連休のお盆休みも終わり、多くの人が18日から仕事が再開。

東京・新橋では、いきなりの猛烈な暑さで、ついつい口からは「いや…もう帰りたい」という言葉が。
お盆休み明けの人は「(休み中)クーラーをガンガンに効かせて、26度でずっといたので、外に出るとあっ…ていうふうにめまいがする。帰りたい」「暑くてしんどい。きょうはあまり(仕事を)長くやらないようにして、体力回復に努めたい」と話しました。

18日、東京・府中市では、最高気温が39.0度を記録。
東京都心でも37.0度まで上がり、2025年1位タイの暑さとなりました。

大手町のオフィス街では、暑さのためかランチ時のにぎわいはありませんでした。

グルメキッチンBesideU・清水代表:
1割ぐらい(客が)減った。キッチンカーの中は45度を超えているので、我慢しながら笑顔を絶やさず頑張っています。

一方、新橋で人が集まっていたのは、ビル内にある洋食店。
多くの人が地上の暑さを避けて、ビルの中にある飲食店に行列を作っていました。

ビル内で昼食をとる人は「外に並ぶのは非常に厳しい。屋内だからこそ並べる」と話しました。

お盆休み明けが、いきなり危険な暑さに見舞われた東京。
都内のクリニックには、お盆休み明けに体調を崩した多くの熱中症患者が詰めかけました。

いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長:
きょうはすごい。(受診が)追いつかない感じで、てんやわんやという状況。お盆中は涼しい中で体を休めていると表出しなかった症状が(お盆明けで)動き出した時に体調が悪くなる患者がいる。無理せず、体調が悪い人は早めに涼んで休むこと。

東京都では18日、60人が熱中症により救急搬送されました。

一方、関東では夕方、天候が急転。

午後3時過ぎに東京・台東区で撮影された映像には「雨が熱湯みたい」と話す声も。
東京・練馬では午後5時ごろ、雷が光りました。
江戸川区の小岩では午後3時半過ぎ、傘を持っていない人が駅構内で雨宿りをしている様子も見られました。

午後3時過ぎにゲリラ豪雨に見舞われた茨城・古河市は、風が非常に強く、かなり力を入れて踏ん張って歩かなければ前に進めない状況となりました。

18日をピークに週末まで猛暑が続く予想で、連休明けの体調管理に注意が必要です。