九州地方の大雨災害の支援について、8月、記録的な大雨で甚大な被害が出た鹿児島県霧島市などに派遣されていた倉敷市の職員が18日、現地で行った支援活動を報告しました。
(現地での活動報告)
「災害発生後、これだけの短時間で来てくれたのがうれしいという一言をもらった。少しでも被災した人の役に立ったのかなと思う」
支援は8月13日から16日までの4日間、鹿児島県霧島市や熊本県熊本市からの要請を受け行われたもので、倉敷市の職員4人が土のうなどの支援物資を持って現地で活動しました。18日に市役所で開かれた報告会では、災害ボランティアセンターが立ち上がる前に、スコップやタオルなど被災者が必要とする物資を届けたことや、現地の生活支援が熊本地震などの教訓から迅速に行われていたことなどが報告されました。
(倉敷市危機管理課 三好達也課長)
「西日本豪雨を経験しているので、倉敷市は何が必要か知見がある。これが(支援に)ぴったりはまった。熊本市の運営も勉強し、倉敷市での活動にも生かせれば」
2018年の西日本豪雨では霧島市や熊本市から物資の支援などを受けていて、倉敷市は今後、義援金の募集を行うなど支援活動を継続していくことにしています。