パキスタンで豪雨による土砂災害が相次ぎ、300人以上が死亡しました。
パキスタンの災害対策当局によりますと、北西部のカイバル・パクトゥンクワ州などで14日以降、豪雨による土砂崩れや鉄砲水が相次いで発生し、300人以上が死亡しました。
また、被災地へ救援物資を運んでいたヘリコプターが悪天候で墜落し、乗っていた5人が死亡しました。
被害が大きい山岳地域では土砂崩れなどの影響で幹線道路や橋が寸断されていて、救助活動が難航しているということです。
パキスタンではモンスーンとよばれる雨期に入った6月下旬以降の死者数が650人を超えています。