高校生が議員の仕事を体験する「高校生議会」が五島市で開催され、島の現状や将来について意見を出し合いました。
一日議員を務めたのは五島市内の5つの高校の生徒18人です。高校生議会は議会の役割や市政について理解と関心を深めてもらおうと五島市が4年に1回開いていて、今回が3回目です。
高校生
「夏に観光行事が集中し、冬にはほとんどないため、観光客が季節によって大きく偏ってしまう点は五島市の課題の一つだと私は考えます」
五島市 出口 太 市長
「冬の五島をもっと楽しんでいただけるようにと五島椿まつりを開催しております」
生徒たちは一般質問で、観光客を増やすための取り組みや若者の流出などについて尋ねると、出口市長や担当の職員が現状や対策を答えます。
五島高校
「より五島市の課題を私たちの若い世代が考え直すいいきっかけになったと思います」
五島高校
「自分が将来、五島のために働きたい、貢献したいという思いが強くなったのでいい機会となりました」
高校生議会は4時間ほど続き、地域の現状と将来を考える貴重な時間となったようです。