15日、北アルプス剱岳の早月尾根で、石川県の50代の男性が心肺停止の状態でみつかり、17日に死亡が確認されました。
15日午後5時30分ごろ、北アルプス剱岳の標高約2510メートルの早月尾根で、石川県に住む土屋頼博さん(57)が心肺停止の状態で見つかりました。
登山の同行者から「土屋さんが滑落した」と警察に通報があり、山岳警備隊が捜索したところ土屋さんを発見。
17日、県警のヘリが収容し死亡が確認されました。
死因は脳挫傷とみられています。
土屋さんは剱岳山頂からの下山途中で、約200メートル滑落したものとみられ、警察が事故の原因を調べています。