8月16日は広島で被爆して亡くなった、愛媛県松山市出身の俳優丸山定夫の命日「白炎忌」。戦後80年の節目に出席者らが改めて名優の功績を偲びました。
白炎忌には「丸山定夫を語る会」のメンバーら20人あまりが出席。
まず出席者代表が花を手向けたあと、丸山定夫が亡くなる5年前に離れて暮らす母親に送った手紙が読み上げられました。
守屋陽子さん:
「どうか精々養生して生きられるだけ生きてください」
丸山定夫は東京の舞台や映画で活躍し、新劇の発展に貢献した松山市出身の俳優で、44歳の時、移動演劇の巡演中に広島で被爆、8月16日に原爆症で亡くなりました。
日本被団協・松浦秀人さん(79):
「被爆90年100年にも白炎忌が続いていってほしい。核兵器をなくしていくうえで大きな弾みになる」
出席者らは志半ばで倒れた名優を偲んでいました。
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