タブレットに思いのまま絵を描く姿に、ゴーグルを真剣にのぞき込む姿も。
子どもたちが遊びながら、最新のテクノロジーを学びます。

15日から東京都内でスタートした、親子向けの体験イベント「SOZOWフェス」。
コンセプトは“デジタルのお祭り”です。

遊びの中でさまざまなテクノロジーに触れてもらうことで、子どもたちに自ら「好奇心」や「挑戦力」を広げてもらうことが狙いです。

夏休み中の子どもたちに混ざり、上中勇樹キャスターが体験しました。

苦戦しているのはロボット射的。
自分でロボットの動きをプログラミングし、どうすれば思いどおりにボールを穴に入れられるかを考えます。

次に体験したのは、生成AIを活用したキャラクター作り。
パソコンに打ち込んだ特徴を基に、AIがキャラクターを作ります。

上中キャスターがイメージしたのは、フジテレビのキャラクター「ラフくん」。
しかし、出来上がったのはまさかの“青いマッチョフレンチブルドッグ”。
イメージとはかけ離れたキャラクターになってしまいました。

さらに、イベントでは専用通貨を用意。
子どもたちは上手にやりくりすることで、経済感覚も身につけることができます。

客(小学1年生):
楽しかった。タブレットで絵を描いたり、塗り絵で絵を描いてスクリーンに映したり、いろんな遊びができた。

また、来場客からは「“刺激がある”と気づいたので、これからこういうのを取り入れていきたい」「現代の子には必須だと思うし、デジタル・タイピング・プログラミングなど体験できるのは、普段なかなかない場なので貴重な場になった」といった声が聞かれました。

今後はイベントにとどまらず、常設の拠点を作りたいといいます。

SOZOW・井上忠大COO:
テクノロジーを純粋に知るだけではなくて、それが誰かを笑顔にしたり、誰かにとって役に立つことに使ってほしいので、そういう道具・ツールとしてテクノロジーを使う体験を届けたい。