自民党派閥の裏金事件で2024年に不起訴となった萩生田光一衆院議員の政策秘書について、東京地検特捜部は15日、一転して略式起訴しました。
萩生田光一衆院議員の牛久保敏文政策秘書は、2020年から2022年に開催された政治資金パーティーをめぐり、旧安倍派から寄付金1952万円を受け取っていたにもかかわらず収支報告書に記載しなかったとして、略式起訴されました。
東京簡易裁判所は15日付で、罰金30万円・公民権停止3年の略式命令を出しました。
特捜部は2024年、牛久保秘書について「起訴猶予」としましたが、検察審査会が「起訴すべき」とし、再捜査していました。
萩生田氏は「深くおわび申し上げる」とコメントし、牛久保秘書からの辞職の申し出を受理したことを明らかにしました。