終戦の日の8月15日、岩手県盛岡市の商店街では、市民団体が、戦時中の招集令状である「赤紙」を再現したチラシを配り反戦を訴えました。
県母親大会連絡会 鈴木まき子会長
「戦後80年、被爆80年の今年、これからもずっと平和であり続けるために、核兵器も戦争もない社会の実現を目指して、私たちは訴えています」
8月15日は、平和や反戦を訴えている市民団体が、「赤紙」を再現したチラシを通行人に配りました。
赤紙とは、戦時中に使われた、旧日本軍の召集令状で、受け取った人は戦場に行かなければなりませんでした。
今回の活動には15人が参加し、核兵器廃絶を求める署名活動も行われました。
署名に参加した大学生
「(自分の家族が赤紙をもらったら)悲しくなる。戦争がない平和な世界になってほしい」
市民団体は、戦争が広がっている今こそ平和外交の先頭に立つべきと訴えていました。