8月15日は終戦の日です。
戦争が終結してから80年の2025年、岩手県盛岡市の神社では、遺族などが戦争で犠牲になった人たちを弔い、平和を祈りました。

岩手護国神社では、太平洋戦争などの県ゆかりの戦没者3万7000人あまりがまつられていて、毎年8月15日に平和を祈る行事を開いています。

戦後80年の2025年は「大東亜戦争終結八十年記念大祭」として開催し、天皇陛下からの玉串料にあたる「幣帛料」が神社に奉納されました。

15日は、遺族など約300人が参列し、黙とうをした後、戦争で亡くなった人の名前を書いた串を焚き上げて慰霊する「火焚神事」が行われました。

参列した遺族
「親父(を思って黙とうした)。(自分は)物心なかったと思うので、どう話したらいいんでしょう。みんなが言っているように二度とこういうことがないように、戦争ですね」

参列した遺族
「2歳の時に親が死んで、私82歳なので、80年経ったのかと。戦争がありませんように、一番無駄だから、戦というのは」

参列者は、戦没者を弔うとともに平和への思いを強くしていました。

岩手めんこいテレビ
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