15日は長崎のお盆の伝統行事「精霊流し」です。
精霊船の制作や飾りつけが行われました。
精霊流しは初盆を迎える家が故人の御霊を浄土に送るため、船に乗せて流す行事です。
長崎市の茂木地区でも14日、家族や親戚が集まり精霊船の飾りつけなどが行われていました。
こちらは木谷一行さん(81歳で死去)の精霊船です。
漁業者だった一行さんをしのびながら、船を花や刺しゅう用モールで華やかに飾りつけます。
木谷慶蔵さん(故人が叔父)
「リーダーシップがあった」「にぎやかにみんなで送るという気持ちで一緒になって作っている」
軽トラックの形をした船を作る家庭も・・・
7歳で旅立った飼いネコ・ククの精霊船です。
吉中媛香さん
「ククちゃんが帰ってきたときに魂が入ってこれるようなご神体を自ら毛糸で編んで作った」「盛大に、帰ってきてくれてありがとう、今までありがとうという感謝の気持ちを込めて送り出したい」
にぎやかに、しめやかに故人を送り出す準備は各地で15日も続きます。