310万人が犠牲になった第2次世界大戦が終結してから15日で80年となります。
この後、全国戦没者追悼式が行われる日本武道館からフジテレビ社会部・林理恵記者が中継でお伝えします。
310万人を悼む全国戦没者追悼式は、まもなく東京・千代田区の日本武道館で始まり、天皇皇后両陛下のご臨席のもと石破首相や遺族らが参列します。
遺族の最年少は戦没者の玄孫となる3歳の片山純矢君で、最高齢は戦没者の弟となる98歳の長屋昭次さんとなりました。
最年長の遺族・長屋昭次さん:
80年、感慨深いですね。空襲うけたことと、戦時中の厳しい訓練は今でも忘れません。追悼式出ることが私の使命だと思う。
この後、正午の時報に合わせて戦没者に黙とうが捧げられ、天皇陛下がおことばを述べられます。
広島市の平和記念公園では、多くの人が黙とうを捧げ参加した高校生たちが平和への誓いを新たにしました。
広島大学附属高等学校1年・河田実桜さん:
どれだけ時間がたとうとも、戦争で苦しんだ人たちの思いを忘れてはいけません。今を、そして、未来を生きる人々のために、私は伝えていきます。
また長崎市の爆心地公園では「ナガサキ不戦の集い」が開かれ、被爆者や高校生など30人近くが集まり献花と黙とうを捧げました。
15日は各地で平和を祈る1日となっています。