先週、宮城県内で確認された新型コロナの患者数は8週連続で増加しました。また、百日ぜきの患者数は6週ぶりに減少したものの、高い水準が続いています。
県によりますと、8月10日までの1週間に、県内で確認された新型コロナの患者数は、1医療機関あたり5.40人で、前の週より1.65人増えました。
新型コロナは夏に流行する傾向があり、全国的に増加しています。
県は「帰省などで高齢者や基礎疾患のある人と会う際には、マスクをするなど感染対策をしてほしい」と呼びかけています。
一方、子供を中心に感染し、激しいせきが続く、百日ぜきの患者数は前の週から14人少ない149人でした。
患者数が減少するのは6週ぶりですが、それでも統計をとり始めてから3番目に多い患者数です。
また、患者の8割以上が14歳までの子供で、来週以降、小中学校の夏休みが終わることから、県は、今後も流行が続くと予想しています。