子供たちの間で今、カードコレクションが人気となっていますが、この人気にあやかって、埼玉県警が交通安全を呼びかけます。
「小学校周辺の危険箇所を把握せよ!」その名も「ポリスカード」。
埼玉県内にある39の警察署と警察本部がカードとなって登場します。
カードには警察署の所在地や管轄地域などの概要が書かれているほか、QRコードを読み取ると、近くにある小学校の地図と事故が起きているポイントが示されます。
カードのタイプは2種類で、「ノーマルカード」のほか、「レアカード」と呼ばれるホログラムが施されているうえ署のオリジナルキャラクターなどが描かれた超貴重なカードもあるんです。
埼玉県警 交通総務課 事故分析係長・斉藤大敬さん:
友だちと遊んでいる時にこんなカードをもらったんだよとお話をして、どんどん交通事故防止の輪を広げていけたらと思います。
習い事や遊びに外に出かける機会も多い夏休み中の小学生や保護者からは、「ここは危ないから気をつけようとか思えるからいいと思います」「日ごろから、事故に対して常に頭に入れられるように話したりすると思います」などの声が聞かれました。
こうした取り組みは全国初で、カードは各警察署などで14日以降に行われるイベントなどで配布されるということです。