12日、呉市の倉橋町で4歳の男の子が野生のサルに左腕をかまれて軽いケガをしました。サルは現在も見つかっておらず、警察は、周辺のパトロールを強化しています。
呉市によりますと12日午後1時半ごろ、呉市倉橋町宇和木地区で自宅の庭にいた4歳の男の子が野生のサルに左腕をかまれ、さらにひっかき傷を負いました。
男の子は、病院で消毒などの治療を受けたということです。
宇和木地区では今年3月にも1歳の男の子がサルに襲われケガをし、また、今年5月から7月までに5件の目撃情報が、寄せられたということです。
市は、目撃情報が続いていることから、現場付近にワナを設置し捕獲を試みていますが、サルはまだ見つかっていないということです。
警察はパトロールの強化を行うほか、周辺住民への注意を呼びかけています。