8月10日、勝ち点差わずか1、5位・徳島との上位直接対決に臨んだ仙台。勝敗次第で順位が大幅に入れ替わる重要な一戦は、序盤から仙台が徳島ゴールに迫ります。
前半9分、松井からのスルーパスに抜け出したのは、小林!いい流れのまま先制点と行きたいところでしたが、前半20分、サイドからのクロスで崩され失点してしまいます。
さらにこのプレーでサイドバックの石尾が負傷。仙台は早々に交代カードを切る苦しい展開となります。
それでも、およそ4カ月ぶりのスタメン復帰となった相良が魅せます。前半29分には、ペナルティエリア外からミドルシュート!44分にはサイドの攻防を制して中央へクロス!帰ってきた「若きエース」がチームをけん引し、攻撃にリズムをもたらします。
その後も攻め続ける仙台ですが、ここまでリーグ最少失点を誇る徳島相手にゴールを割ることはできず、1点ビハインドで試合を折り返します。
4試合ぶりの勝利を。前半の勢いそのままに仙台が攻勢を強めます。
5分には、裏に抜け出した小林がシュート!10分後にも郷家のクロスから再び小林!再三シュートを放ちますが、守りを固める徳島のゴールをこじ開けることができず、時間だけが過ぎていきます。
すると、後半45分でした。前がかりになったところで一瞬の隙をつかれ、痛恨の2失点目。相手の3倍以上のシュートを放ちながらも、最後まで得点することができなかった仙台。4試合ぶりの勝利とはなりませんでした。
相良竜之介選手
「久しぶりのスタメン起用で、チームを勝たせたいという気持ちだけで臨んだ。目の前の一戦一戦が勝負だと思っている。ホームに帰ってきたときは、しっかり勝ちをみせられるようにがんばりたい」