東日本大震災の発生から14年5カ月となった8月11日、宮城県石巻市では灯ろうに明かりが灯され、訪れた人たちが犠牲となった人たちに祈りを捧げました。

石巻市南浜地区に掲げられている「がんばろう石巻」の看板前には、11日、灯ろうとキャンドル、あわせて1000個が並べられました。

この追悼行事、「ココロの灯り」は震災後、石巻商工会議所などが中心となって開催してきましたが、おととしで事業が終了したことから、現在は地元の有志などが引き継ぎ、今回で8回目となります。

また今年は戦後80年にあたるため、キャンドルが「祈り」という文字の形に並べられました。訪れた人たちは、温かな光の中で犠牲となった人たちに思いをはせました。

訪れた人
「こういう催しを通じて、あの時のことを思い出すというか、追悼できればと思う。これからも続けてほしい」
「月命日でこういうふうに震災を忘れないようにやっているのは、素晴らしい活動だと感じました」

この追悼行事は来年以降も続けられるということです。

仙台放送
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