ノーベル平和賞を受賞した被団協=日本原水爆被害者団体協議会の代表理事、金本弘さんが、大阪・関西万博の会場で講演し、被爆体験や平和の尊さを訴えました。
被団協の代表理事で、名古屋在住の金本弘さん(80)は8月12日、大阪・関西万博の会場で講演に立ちました。
金本弘さん:
「核兵器というのは絶滅だけの、それを目的とした絶対悪の兵器だと私たちは思っています」
金本さんは生後9カ月で広島で被爆していて、15歳の姉に背負われたまま、がれきの下で命の危険にさらされた経験などを話し、戦争の悲惨さと核廃絶を強く訴えました。