トランプ関税への警戒感が和らぐ中、連休明けの日経平均株価は、2024年7月につけた史上最高値を更新しました。

東京市場は、取引開始直後から買いが買いを呼ぶ展開になっています。
平均株価は1000円を超えて上昇しました。

相場を押し上げたのは、トランプ関税をめぐる不透明感が薄らいだことです。

大統領令の修正で、日本の負担が軽くなる期待が高まり、中国への一部関税を延期する方針も追い風になりました。

一方で、急激な上昇ピッチに過熱感も意識されていて、勢いがどこまで続くかが焦点です。

12日の東京株式市場の日経平均株価、午前の終値は、先週末8日に比べ、1029円19銭高い、4万2849円67銭、TOPIX(東証株価指数)は、3067.96でした。

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