大雨がお盆前の3連休を直撃し、各地で被害が相次いでいます。東海地方でも8月11日、前線の影響で大気が非常に不安定となり、各地で局地的に激しい雨となりました。
岐阜県郡上市では、夏の風物詩・郡上おどりが開催されています。しかし、夕方に郡上市に大雨警報が出されたため、11日は中止が決まりました。
石川県から来た人:
「(中止になったら)ちょっと残念ですね。夜晴れていてやっていれば、宿から歩いて見に行ければいいなと思っていたんですけど」
連休中の交通機関にも影響が出ました。
東海北陸道は、美濃ICー白鳥IC間で通行止めになりました。午後2時過ぎの岐阜羽島IC付近では、視界が悪く、多くの車がヘッドライトをつけている様子が確認できました。
JR高山線は11日、高山ー飛騨萩原間で終日運転を見合わせとなりました。古い町並みを訪れていた観光客は…。
観光客:
「新東名で名古屋方面へ寄ってから来ました。やばかったです。運転中(雨で)何も見えなくて」
別の観光客:
「鍾乳洞とかに行きたかったんですけど、大雨で無理そうだなと思って。ホテルでずっと過ごす予定に切り替えました」
東海地方は12日明け方ごろまで大雨の恐れがあり、気象台は土砂災害や河川の増水などに警戒を呼び掛けています。