広島を訪問中の秋篠宮妃紀子さまと次女の佳子さまは11日、原爆慰霊碑に供花し、原爆養護ホームで入所者と懇談されました。
午前8時過ぎ。時折強い雨が降る中、平和公園に到着した紀子さまと佳子さまはお一人ずつ原爆慰霊碑に花を供え、原爆の犠牲者を追悼されました。
その後、原爆養護ホーム「舟入むつみ園」を訪れ、入所者と言葉を交わされました。
入所者から、「平和の象徴の鳩を折って、平和学習で訪れた子供たちに持って帰ってもらっている」と説明を受け、入所者と一緒に、折り紙で折った鳩の尾を引っ張って、鳩を羽ばたかせていらっしゃいました。
【3歳の時に被爆・空民子さん】
「(紀子さまが)家族とともに平和の鳩を飛ばしたいと思うので、持って帰りたいとおっしゃってくださって、5、6羽持って帰ってくださいました。とっても嬉しかったです」
お二人の広島訪問は戦後80年に合わせた私的なもので、佳子さまが成年後、広島入りされるのは初めてです。