佐賀県内では、線状降水帯が発生する恐れはなくなりましたが、11日夕方にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象台は土砂災害に厳重に警戒するよう呼び掛けています。

(鈴木悠斗リポート10日午後8時)
「午後8時の佐賀市です。15分ほど前から雨が強く降り出しました。時折雷が鳴っています」

佐賀地方気象台によりますと、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になっています。このため、県内では、11日夕方にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる恐れがあります。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所や増水している河川があり、少しの雨でも土砂災害や河川の氾濫が発生する恐れがあります。

11日午前11時半現在、鹿島市、嬉野市、太良町に土砂災害警戒情報が発表されています。降り始めからの雨の量は、鳥栖で245.5ミリ佐賀空港で201.5ミリ嬉野で181.5ミリなどとなっています。

11日に予想される雨の量は、多いところで1時間に南部、北部ともに50ミリとなっています。また、12日正午までの24時間では、南部、北部ともに150ミリと予想されています。

大浦港の満潮時刻は、11日午後10時57分です。

気象台は、土砂災害に厳重に警戒を、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒を呼び掛けています。

サガテレビ
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