自民党が8日の両院議員総会で総裁選挙の前倒しの是非を確認することを決めたことを受け、自民党の田村憲久元厚労相は、10日朝のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」で、総裁選を実施するかどうか早く決定すべきだとの考えを強調しました。
自民党・田村憲久元厚労相:
(石破首相は)この間の参議院選挙で敗れた責任というものはあるわけですから、それも含めて、今回の両院議員総会の意見というものは非常に大きいものがあると思う。なるべく早く総裁選をやるかやらないかを決めて、やるんだったら、その手続きにのっとって、早く新しい総裁を決めないと国が動いていかない。
田村氏は、石破首相の辞任や総裁選前倒しを求める声が多かった総会の意見は「非常に大きい」と述べました。
国民民主党・玉木代表:
去年の衆議院選挙・都議会議員選挙・参議院選挙と負けているわけですから、執行部を含めて誰一人まだ責任を取っていないというのは、示された民意を軽視しているのではないのかというふうに捉えられてもおかしくないと思う。
国民民主党の玉木代表は、「自民党は体制を早く固めてほしい」と述べました。