石破首相は、アメリカから帰国した赤沢経済再生担当相と会談し、関税措置を巡る協議について報告を受けました。
9回目の訪米から8月9日に帰国した赤沢経済再生相は、石破首相への報告のため午後7時頃に公邸に入りました。
会談は林官房長官らも同席して約1時間半にわたり行われ、石破首相から赤沢経済再生相に労いの言葉などがあったということです。
また、赤沢経済再生相は記者団の取材に対し、国民への説明のために文書の作成と公表を検討する考えを示しました。
赤沢経済再生相は「国民の説明がこれまでに私どもが出した1枚の紙で十分かと言われれば、それはもっと丁寧にご説明する、そういう方向は望ましいことだと思うし」「それについては、よく考えていきたい」などと述べました。
報告のたびに石破首相から「国民の理解を得る必要があり関心も高いので、きちんと説明するように」との指示を受けているとしています。