2024年12月に熊本市のスーパーで、食料品などを万引きしたとして、熊本県は県南広域本部の主事・技師級の男性職員を8月8日付で停職1カ月の懲戒処分とした。男性職員は事実を認め、「県民の信頼を裏切り反省している」と話しているという。

スーパーで万引きし停職1カ月

停職1カ月の懲戒処分を受けたのは、県南広域本部勤務する主事・技師級の34歳の男性職員。

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熊本県人事課によると、男性職員は2024年12月30日、熊本市内のスーパーで刺し身、ウイスキー、菓子パンの3点、約6300円分をセルフレジを通さずに店外に持ち出したという。

男性職員は警察で任意の調べを受け書類送検されたが、2025年2月に不起訴処分となった。

聞き取りに対し男性職員は「セルフレジが読み込まない商品があったので〈得をした〉と思い、袋に入れた」と事実を認め、「県民の信頼を裏切り反省している。信頼回復に努めたい」と話しているという。

また、県は上司3人も訓告と厳重注意処分とした。

(テレビ熊本)

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